https://mirm-pitt.net/our-people/faculty-staff-bios/simon-c-watkins-phd/

Q1: どんな細胞をメインで観察されていますか？

A: 主にHeLa, HuVec, HEK, BK、初代神経細胞など接着細胞の研究に取り組んでいます。トランスウェル/ ALI培養およびその他の初代細胞（血小板、T細胞など）も取り扱っています。

Q2: 検体の温度は何度に設定されますか？

A: ほとんどの場合27℃から37℃の間です。ごく稀に細胞を冷やすこともあり、その際はアイスチップを培地の中に入れ、チャンバーのヒーターを使ってこれを温めています。冷却可能な装置（例：PDMI2等）は16℃までしか下がらないため、実験に必要な温度まで下げることができないのです。

Q3: 培養期間はどのくらいでしょうか？

A: 難しい質問ですね。大体、短時間のCa/Mitosox機能測定（10～20分）、プロセス測定（感染）（1～2時間）、もしくは2～3日間の培養のいずれかが多いです。

Q4: タイムラプスイメージングをされる際はどのようなアプリケーション/顕微鏡観察法で行いますか？

A: TIRF、STORM、通常のマルチカラーワイドフィールドイメージングだけでなく、3D共焦点イメージングも数多く行っています。

Q5: どういった時に研究のヒントが浮かびますか？

A: 私のアイデアのほとんどは私の同僚から生まれます。私たちは、取り組みがうまくいかず問題を抱えている際に、同僚たちと一緒に新しい解決方法を模索します。一つの問題を解決した時には、他のプロジェクトにも同じ方法を応用します。

Q6: 最近の気になるトピックはありますか？

A: 私は以前、筋ジストロフィーの研究をしており、病気の原因を見つけるチームの一員として約8年間その分野に携わっていましたが、あるとき顕微鏡を使って生きた細胞をもっと詳しく見たいと思いました。固定細胞では実験の前後に何が起こったのかをっきりと知ることはできないためです。

Q7: 研究に行き詰った時には何をしますか？

A: 運動、旅行、睡眠。

Q8: 子どもの頃になりたかった職業は何ですか？

A: 子どものころは、物をばらばらにしてそれらがどのように動くのかを見るのが大好きでした。幼少期にはコンピューティングが好きでした。ものを作ることも好きでしたが、当時は工学と物理学の純粋さが好きではありませんでした。いつしか生物学が好きになりましたが、その後、物理学と工学もわたしの研究に組み込まれるようになりました。今では生物学、物理学、工学を組み合わせた素晴らしい人生を送っています。

Q9: 現在の研究のゴールは何でしょうか？

A: 速で大規模なイメージングです。私たちは現在0.5ペタバイトの範囲のデータセットを収集しています。問題はそれをどうするか、保存する方法、処理する方法です。

Q1: 東海ヒット製品の気に入っている、もしくは最も使いやすい製品特性は何ですか？

A: 私たちはさまざまな世代の東海ヒットシステムを持っています。東海ヒット製品で最も好きな点は、温度の安定度です。また簡単に取り外し、付け替えができるマグネット型のディッシュアタッチメントも気に入っています。

Q2: 東海ヒット製品の実用性、機能、サポート、サービス等についてのどう思われますか？

A: すべて素晴らしいです！